安来荒島古代出雲王陵の丘

安来荒島古代出雲王陵の丘・造山古墳群

国道9号線を車で走ると、三角縁神獣鏡が付いた「古代出雲王陵の丘」の大きな看板が見える。

その南側には小高い山(標高約50m)。

北側は中海(なかうみ)が広がり、そこに登ればさぞかし見晴らしが良く、気持ち良いだろうと多くの人が思いながら通り過ぎているのではないだろうか。

春は桜、つつじが咲き誇り、山陰のお花見スポットの中で最も気持ちよい場所である。

北に中海、島根半島を見渡すことができ、東には大山(だいせん)を見ることができる。

目の前に穏やかで豊かな内海が広がり、すぐ後ろは豊かな森が広がっている。

古墳群が示しているように、古代、山陰地方で自分たちの国を造ろうと考えた時、

ここだ!と思ったであろう、魅力的な場所である。


古代出雲王陵の丘には、国指定史跡・県指定史跡となっている古墳が点在しています。ここには古代出雲を治めた歴代の首長が葬られています。

日本では4世紀から7世紀にかけて、各地の首長が競って大きな古墳を築きました。この時代を古墳時代と呼んでいます。

荒島の地には、弥生時代の終わり頃から古墳時代にかけて、四隅が突き出た、全国的に珍しい形の墳墓(国指定史跡仲仙寺古墳群・県指定史跡塩津方墳)が分布しています。また4世紀に築かれた竪穴式石室の古墳(国指定史跡造山1号墳・県指定史跡造山3号墳・大成古墳)が至近距離にあります。これらの古墳はそのころの各地域の最も高い地位にあった首長のみが築くことができたものです。このような山陰地方で、最も古い時期の古墳が3基も隣接している例は、他にありません。

このことから、この地域が古代出雲で最も輝いていたことを示す証といえます。これにちなんで「古代出雲王陵の丘」と命名しました。

薄紫の島根半島、波静かな中海を望むこの丘に立ち、古代出雲に思いをはせていただければ幸いです。

(古代出雲王陵の丘案内図看板 平成5年3月安来市教育委員会)

● 関連ホームページ


古代出雲王陵の丘(こだいいずもおうりょうのおか) | 安来市観光協会

● 所在地


島根県安来市荒島町・西赤江町

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