夜ノ駅舎の音浴会〜永田砂知子 波紋音コンサート〜20160929@旧大社駅

夜ノ駅舎の音浴会 〜永田砂知子 波紋音コンサート〜 2016年9月29日 旧大社駅

出雲大社参詣で多くの人々が行き交った旧大社駅

様々な人生を見つめてきた大正浪漫あふれる和風駅舎は今、

静かにかつての時間を伝えている。

秋が深まりつつある2016年9月29日夜、旧大社駅 駅舎内で、

波紋音(はもん)の第一人者 永田砂知子さんの演奏会が開催された。

波紋音(はもん)とは、

彫刻家・斉藤鉄平氏が日本庭園にある水琴窟の音に感動し創作したオリジナル作品。

鉄で創られているが、柔らかい音色で、水の波紋のように音が広がっていく。

約半年前、インターネット配信で、ある演奏家の波紋音(はもん)を聴き、

とても興味を持っていたが、生で聴くのは初めてだった。

一つ一つ違う大・中・小の波紋音(はもん)で丁寧に音を紡がれる永田砂知子さん。

それは、地鎮祭を執り行う神職のようであり、

空間、人々が浄化されていくのを感じ、凛とした緊張感のあるものだった。

また一方で、目を閉じて音のみに身を委ねると、

アンダーグラウンドなライブハウス、クラブフロアで踊っている時のような

浮遊感、高揚感を感じられ、とても気持ちが良い。

音色は違うが倍音が廻り続ける気持ち良さは、

灰野敬二氏の音を思い起し、自由に身体を動かし、よりリラックスして共鳴したいと思えた。

さらに、演奏会後半にはサプライズで金子あいさんが出演。

「平家物語~語りと波紋音~」金子あい(語り芝居)× 永田砂知子(波紋音演奏)が行われた。

冒頭『祇園精舎』「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。…」

誰もが知る平家物語 冒頭の祇園精舎だが、実際に目の前で語られると凄い迫力で、

金子あいさんの声、一字一句に意識が吸い寄せられ鳥肌の立つ語りと波紋音だった。

出雲の歴史が眠る駅舎に、永田砂知子、金子あい というメディウムが加えられ、

時空を超え、様々な「気配」が感じられた素晴らしい演奏会だった。

● 関連ホームページ


永田砂知子オフィシャルサイト

金子あい日記 | 金子あいブログ

旧大社駅 | studio150

● 関連動画


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です